マンハッタンの道路は、基本碁盤の目のように走っています。だから、地理を知らなくても歩き易いんですね。
また、メトロの駅間の距離は日本の約半分。張り巡らされた路線のたいていは、どれかの道に沿って走ってる。歩き疲れた時点で目についた駅から電車に乗ればいい、というのも気楽です。
それでも、モノグサの私は、たった一駅の移動でもメトロに乗ってました。だって、ニューヨークのメトロ1カ月カードは、乗り放題。いくら乗り降りしても、同一料金なんですから。
それを見咎めたのが、アクティブなクラスメイトたち。アーティスト・ビザを取る前に通っていた34丁目の語学学校の帰り、お隣りのタイムズスクエアまでメトロに乗ろうと、駅の降り口で「バイバイ」と手を振る私。
すると、クラスメイトのアニーにジッと睨まれます。
「メトロに乗るの？」
こう言われちゃうと、仕方なく「わかった、歩く」という私。その頃は、「運動が大事なのはわかるけど、うるさいなぁ〜」と思ってました。
しかし……。
昨日、ちょっとショッピングに行ったら、もうヘトヘト。そうです、今のところ日本にいて監視の目がないので、歩かなくて体力が落ちてるんです……。
そんなアニーに「それ、ミキコが考案したの？！」とメチャクチャ感心された、私のオリジナル・ダイエット法。それが、ショッピング・ダイエットです！
方法は簡単で、広めのショッピング・エリアをどんどん見て歩くというもの。コツは、一つのお店にダラダラと居続けないよう、その日に買うべきミッションを決めることです。
オススメは、流行を意識した基本アイテム~白シャツとか、万能カットソーのようなものですね。あっても困らず、懐の痛まないもの。試着が要らないもの。
こうした無難なアイテムだと、たいていは決め手に欠け、値段にも差があるので、お店を行きつ戻りつして迷います。知らずにすごい距離を歩くことができる、というわけ！
お金がかからず、楽しくオシャレになれて、一石二鳥。どんなダイエット・ショッパー(トライアル敗北者)にも有効な、画期的なダイエット法でしょう？！
(写真は仲良しクラスメイト3人組。右端がアニー)
☆ニューヨークの語学学校については、こちらのブログもどうぞ！
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